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みなさんこんにちは!特定技能の書類作成・人材管理システムを提供しているSMILEVISAです。
政府は、外国人労働者の受け入れを拡大するため、在留資格「特定技能」の対象分野として新たに倉庫管理、廃棄物処理、リネン供給の3分野を追加する方針を固めたことが報道されました。
詳細記事については、日経新聞「外国人材の特定技能3分野追加へ 倉庫管理・廃棄物処理・リネン供給」にて詳細を確認することができます。
本記事では、特定技能の新たな3分野、倉庫管理、廃棄物処理、リネン供給について現時点でわかっていることを詳しくまとめています。(※本記事は随時更新されます。最新情報についてはメルマガにて配信していますのでこの機会にご登録をおすすめします)
特定技能で新たに追加される3分野とは?

それでは今回の発表により追加される特定技能の分野について、詳しく業務内容を見ていきましょう。まだ業務内容については詳細が発表されていないため、出入国在留管理庁より発表が行われ次第更新予定です。(2025年5月13日現時点)
※現時点では一般的な予測される内容を記載しています。
倉庫管理
祖いこ管理に関しては物流業界が対象であり、倉庫内での在庫管理、仕分け、ピッキング作業などを担う人材の確保が急務となっています。特定技能の対象となることで、より多くの外国人材の雇用が可能になる見込みです。
廃棄物処理
清掃・ごみの収集運搬、リサイクル処理など、生活インフラを支える重要な業務です。現場の高齢化が進む中、安定的な人材確保が課題となっており、制度拡大によって新たな担い手の確保が期待されます。
リネン供給
病院・介護施設・ホテルなどで使われるリネン類(シーツ・タオル等)の回収・洗濯・供給を行う分野。インバウンドの回復に伴い、再び人手が求められており、特定技能外国人の活躍が期待されます。

背景にあるのは深刻な「人手不足」と求められる「制度拡充」

今回の追加は、2019年に創設された特定技能制度のさらなる活用を目指す政府方針の一環です。これまでの自動車運送、林業などに続き、これで特定技能の対象分野は19分野になる見込みです。
各業界とも、高齢化や過酷な労働環境による人手不足が深刻であり、外国人材の受け入れは持続可能な運営体制の確保に向けた重要な手段とされています。
実際に特定技能外国人数は年々右肩上がりに増加しており、今後も多くの分野から特定技能制度の拡充を求める声が上がることが予想されています。
特定技能制度や管理についての詳細等は下記の記事が参考になります。
倉庫管理、廃棄物処理、リネン供給3分野の制度変更・開始時期はいつ?
新たな3分野の開始時期については、現在関係省庁が協議を進めていますが、まだ確定していない状態です。詳細が発表され次第、本記事についても更新予定です。(※2025年5月時点)

新たな3分野の外国人材の受け入れを見据え、企業は今から準備を
今回の特定技能追加は、今後の日本社会における深刻な人手不足に苦しむ日本企業にとって大きなニュースとなりました。今後も、いつ制度が始まるのか、申請について、試験について等、わかり次第お伝えします。
今後、倉庫管理・廃棄物処理・リネン供給といった分野において特定技能外国人のを受け入れを希望している場合、事前の準備が不可欠です。受け入れを検討している企業は、特定技能制度に対する理解や、受け入れ企業としての登録・要件確認、支援体制の構築などを事前に整えておきましょう。
特定技能外国人の受け入れについて、下記より無料ダウンロード可能です。社内研修などにもお使いいただける内容となっておりますので、ぜひご利用ください。

また、特定技能について知るためのセミナーも多数開催しています。アーカイブ配信でお好きな時に見れますので、ぜひご活用ください。⇒特定技能に関するセミナーを無料で視聴する

※本記事は現時点(2025年5月)で確認が取れている情報となります。制度変更や書類の書式変更などで内容が変更になることもございますので、実際に申請する場合は必ず出入国在留管理庁や在外公館まで直接お問い合わせいただくようお願い致します。