農業分野で特定技能2号に合格!フォンさんが語る勉強法と未来の目標

今回、農業分野の特定技能2号として働くベトナム人女性、フォン様に特定技能2号評価試験(農業)合格インタビューを行いました。どのようなきっかけで特定技能2号を目指したのか、どのような勉強法を行ったのか、そして特定技能2号を通じて感じたこと、企業のサポート体制などを詳細に教えて頂きました。

―――まず初めに、特定技能2号をめざしたきっかけはなんでしょうか?

私は、日本にできる限り長く滞在したかったので特定技能2号の資格を取得しました。日本には少なくともあと10年くらいは滞在したいなと思っていて、10年後に関しては永住権を申請するのか、もしくは別のことをするのか、その時また考えたいと思っています。

――― フォンさんは、日本に来てからどのくらいですか?取得した日本語資格についても教えてください。

最初は日本で技能実習生をしていました。そこから一度ベトナムに帰り、特定技能として戻ってきました。特定技能1号になってからは、今5年目ですね。

実は、日本語検定資格は持っていないんです。日本語の検定については、これまで受けたこともないですね。

―――特定技能2号の試験を受ける際に、どんな勉強法をしていたか教えてもらえますか?

ベトナムにオンラインで受講できる特定技能2号対策講座があるのですが、特定技能1号として働きつつ、その講座を受講していました。全16回分の講座を受けることができ、最後の方は模擬テストなどを行う形でした。質問などもいつでもできる形でしたね。

仕事の休憩中や、勤務後には自分でもオンライン講座のテキストを使用して自分で勉強しました。

―――特定技能2号の試験勉強で、苦労した点はありますか?

一番難しかったのは、漢字ですね。特に、漢字は読みや意味が文脈に応じて変わることがあり、難しいと感じました。また、毎日仕事しながらの試験勉強だったのでなかなか勉強時間の確保が難しく、疲労を感じることもありましたね。

―――特定技能2号の試験は何回目で合格しましたか?

私の場合は、1回目の試験で合格することができました。

勉強時間としては、特定技能2号試験の勉強を1か月半くらい集中して勉強しました。試験が少し先だったので、実際に合格するまではトータルで2ヶ月くらいでしたね。

――― 特定技能2号の試験にかかる費用はどのくらいですか?

私が受講した特定技能2号の試験対策講座は合計39,000円くらいでした。これは1回のみの支払いで、合格するまでは根気よく面倒を見てくれるのでよかったですね。実際に、私と同じ講座を受けていた外国人はほとんどの人が早期合格していました。

過去の受講生や、先生から特定技能2号についての情報共有が多かったのも早期合格につながった大きな要因で、良かったなと思います。

―――特定技能2号の試験を受けて変わったことはありますか?

そうですね、特定技能2号試験で学んだことについては、実践的な内容ばかりだったので現在やっている農業の仕事に活かせています。

―――葉菜代表の林溶子様、特定技能2号についてはどう思いますか?

特定技能2号の資格が創設され、特定技能外国人がより長く働いてくれるようになったので嬉しいですね。フォンさんは現在、特定技能2号として働いていますが、これから長く働いてもらえたらお互いにメリットは大きいかなと思います。

実務経験証明書の発行なども行いましたが、実質、彼女はすでに弊社のスタッフの中で、グループリーダーをしていたので作成は特に問題がなく、スムーズに作成できました。

これから特定技能2号の方を増やしていきたいですね。とはいえ、本人の希望なども尊重しながら、一緒に決めていければいいなと思います。

―――編集後記(インタビュー担当者土田のコメント)

今回のインタビューでは、フォンさんの前向きな姿勢と努力の積み重ねに深く感銘を受けました。
限られた時間の中で学び続け、特定技能2号に合格されたことは、多くの方に希望を与えるものだと思います。

また、周囲の皆さまが支える安心できる職場環境が、その挑戦をしっかり後押ししていることも印象的でした。今後も、外国人の方々が安心して長く働ける場が広がっていくことを願っています。

       

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