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【最新版】建設分野の特定技能2号評価試験 | 申し込み方法や注意点について詳しく解説

公開日: 最終更新日: PV:4658
【最新版】建設分野の特定技能2号評価試験 | 申し込み方法や注意点について詳しく解説

みなさんこんにちは!特定技能の書類作成・人材管理システムを提供しているSMILEVISAです。

建設分野での特定技能2号外国人は、需要の高まりとともに年々増加する見込みとなっています。

現在建設分野の特定技能1号を受け入れている場合、長く働いてもらうためにも特定技能2号への移行を検討している受入れ企業も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、建設分野における特定技能2号評価試験の内容や申し込み方法について、解説していきます。

建設分野の特定技能2号についての全体的な概要についてはこちらの記事で紹介しています。

建設分野における特定技能2号評価試験とは

特定技能2号評価試験-建設分野

特定技能2号の建設分野における試験は、建設技能人材機構 JACが実施しています。

建設分野において特定技能2号に移行するためには、下記の2つのルートがあります。

パターン①

  • 班長としての一定の実務経験(建設現場において複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理する者(班長)としての実務経験)
  • 建設分野特定技能2号評価試験に合格する

パターン②

  • 班長としての一定の実務経験(建設現場において複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理する者(班長)としての実務経験)
  • 技能検定1級に合格する

建設分野特定技能2号評価試験に関しては、建設技能人材機構 JACが実施していますが、技能検定については中央職業能力開発協会が実施しているため注意しましょう。

それでは建設分野における特定技能2号評価試験について、試験の日程や受験資格、受験料を詳しく見ていきましょう。

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建設分野特定技能2号評価試験の実施場所・日程

建設分野特定技能2号評価試験に関しては、現時点では(2025年8月)受験できる場所が全国となっています。(東京・大阪・名古屋・福岡・宮城・新潟・北海道・広島)

特定技能2号試験の日程に関しては、JACの建設分野特定技能の評価試験情報と申込みで随時公表されているため、こまめにチェックしましょう。

建設分野特定技能2号試験の申込方法

建設分野の特定技能2号試験については、無料アプリでの申し込みが必要です。具体的な流れは下記の通りです。

  1. スマホのアプリ「JAC Members」をダウンロードする
  2. アプリから申込みをする
  3. 申し込み内容確認・受験票発行をする

受験票、結果通知、合格証書についても「JAC Members」で受験者本人に直接送られます。

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特定技能2号試験・建設分野における試験の受験資格

特定技能2号評価試験-建設分野

建設分野における試験は、特定技能2号の場合、受験資格について下記の通りで定められています。

班長や職長としての0.5〜3年の実務経験(建設現場において複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理する者(班長や職長)としての実務経験)

そのため、試験を受ける前に求められる実務経験を満たしているかどうかを確認しておきましょう。

参照:国土交通省、建設分野の2号特定技能外国人に求める「建設現場において複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理する者(班長)としての実務経験」について

建設分野特定技能2号試験の受験料

2025年8月時点では受験料については1,000円となっています。

受験料は申し込み時ではなく、受験会場にて現金で集めるため、必ず会場に持参するようにしましょう。

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特定技能2号試験・建設分野における試験内容

特定技能2号評価試験-建設分野

建設分野の特定技能2号試験は、学科試験と実技試験の2種類があります。いずれもCBT方式です。

建設分野・特定技能2号試験の詳細

【試験全体の概要】

試験科目:学科試験と実技試験

試験時間:学科試験60分/実技試験40分

言語:日本語

実施方法:CBT方式

【学科試験の詳細】

問題数 40問
試験時間60分
出題形式 4択式
実施方法CBT方式
合格基準
合計点の75%以上

【実技試験の詳細】

問題数 25問
試験時間40分
出題形式 4択式
実施方法CBT方式
合格基準
合計点の75%以上

具体的な試験対策については、JACにおいて試験範囲を示すテキストやサンプル問題を参照することをおすすめします。建設分野特定技能評価試験のページでダウンロードが可能です。テキストでは翻訳版がありますが、試験は日本語で行われます。

試験日から結果発表まではおよそ2週間となっているため、在留資格の申請などが控えている場合は早めに受験をするようにしましょう。

建設分野・特定技能2号評価試験の気になる合格率は?

こちらは、2025年7月に実施された建設分野特定技能2号評価試験の合格者数です。

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引用:JACの建設分野特定技能の評価試験情報と申込みより「試験結果」

合格率13~42%となっており、ほかの分野における特定技能2号評価試験の合格率と比較するとやや高い水準となっています。

特定技能2号試験に合格するための具体的な対策

特定技能2号評価試験は、一定の実務経験を前提とするものの、誰でも簡単に合格できるわけではありません。特に学科・実技それぞれに特徴があり、対策を間違えると不合格のリスクもあります。

SMILEVISAでは、特定技能2号試験に合格した外国人の体験談をインタビュー形式でまとめています!これから受験を考えている方は、ぜひご参考にしてください。

建設分野における特定技能2号評価試験に関する注意点・よくある質問

特定技能2号評価試験-建設分野

建設分野における試験は、以下の点に注意しましょう。

建設分野の特定技能2号評価試験は受験会場で現金支払いのみ

特定技能2号の建設分野については受験料が事前支払いではなく、現地で受験者本人が現金で支払う方法を取っています。

受験する外国人には必ず現金を持参するように伝えておきましょう。また、受験会場での金銭の貸し借りは避けるように勧告されています。

建設分野の特定技能2号評価試験における合格証明書の有効期限は10年間

建設分野の特定技能2号評価試験については、合格証明書に有効期限が定められています。合格証明書の有効期限は、合格証明書の発行日から10年後となるため、注意しましょう。

建設分野の特定技能2号の試験の受験者は今後も増加する見込み

以上、建設分野の特定技能2号の試験について詳しく解説しました。建設分野については、試験の申し込みが比較的他分野と比べて簡素になっています。

しかし、結果が届くまでは2週間ほどかかるため、在留資格の申請に間に合うよう早めの受験を心掛けましょう。

また、特定技能2号に関するセミナーもオンデマンド形式でいつでもご覧いただけます。参加費無料・オンライン開催で全国どこでも参加が可能ですので、ぜひご参加ください!

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※本セミナーは、受入れ企業様を対象としたセミナーとなります。それ以外の方、競合他社様のお申し込みについてはご遠慮くださいませ。


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 ※本記事は現時点(2025年8月)で確認が取れている情報となります。制度変更や書類の書式変更などで内容が変更になることもございますので、実際に申請する場合は必ず出入国 在留管理庁や在外公館までご確認をお願いいたします。

監修:川村 敦
株式会社CROSLAN代表取締役/大阪府出身 神戸大学在学中にベトナムへ留学したことをきっかけに、日本で働く外国人の現実に衝撃を受ける。その後、エンジニアを経て外国人雇用に関するサービスを提供する株式会社CROSLANを2017年設立。特定技能外国人の管理委託や、管理クラウドサービス事業を通じて数多くの特定技能外国人のサポートを行ってきた実績の持ち主。趣味は世界遺産巡り。
       

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