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【随時更新】特定技能に4分野追加される?想定される追加分野と今後の動きまとめ

公開日: 最終更新日: PV:1240

みなさんこんにちは、SMILEVISAです。

特定技能について、制度の見直しなどの新たな動きがみられています。
今回は、特定技能に新たに追加されるといわれている4分野について2024年2月時点の最新の情報をお届けします!

新たに追加される4分野とは?

特定技能は、国内人材だけでは労働力をまかなえない分野を中心に制度の導入がされてきました。
今回政府が追加することを検討している分野は、自動車運送業、鉄道、林業、木材産業の4分野となっています。

自動車運送業とは?

特定技能で今回追加の検討がされている自動車運送業は、トラック、タクシー、バスのドライバーが想定されています。

ニュースでもたびたびタクシードライバーの高齢化について取り上げられることがあるように、自動車運送業では人材不足が叫ばれています。特にトラックドライバーは、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が適用されることによって労働時間が短くなり、輸送能力が落ちるという「2024年問題」もあります。(参考:全日本トラック協会

オンラインショッピングが一般的になった今、物流を支えるトラックドライバーが足りないこと、また高齢化が進み、高齢者の足としてタクシーやバスの需要も高まることを踏まえると自動車運送業において特定技能が導入されることは必然ともいえるかもしれません。

関連して、免許の取得年齢を引き下げる検討も行われています。

鉄道分野とは?

自動車運送業とおなじように人材不足が叫ばれている鉄道分野も特定技能への追加が検討されています。
ここで想定される業種は運転士、車掌、駅係員、車両製造とされています。

技能実習においてはすでに鉄道車両整備職種での受け入れ(参考:JR東日本)が始まっており、この分野も今後特定技能に追加されることはほぼ確実でしょう。

林業・木材産業

林業と木材産業も人材不足が叫ばれており、追加が検討されています。林業分野において追加が検討される業種は育林、木材産業では木材加工とされています。

林業・木材産業は外国人実習制度がすでにありますが、特定技能へつながる道がないために外国人が技能を習得しても1年で帰国しなければならないのが現状の課題となっています。

この課題を受け、以下のような提言がされています。

・外国人技能実習制度2号対象職種に「林業分野」「木材・木製品製造分野(製材、集成材、チップ)」の追加する

・特定技能制度1号への職種追加

上記2つが実現されれば、外国人は技能実習1号・2号で合計3年、特定技能で5年の在留期間を得ることができるため、必要な知識やスキルを十分に習得したうえで、日本の林業・木材産業の担い手となることができます。

参考:林業分野における外国人材の活用

現状の分野への変更点は?

新しい分野の追加だけでなく、現状の分野に対する新たな業種の追加も検討されています。

・飲食料品製造分野:スーパーでの総菜調理の追加

・素形材・産業機械・電気電子情報関連製造に、繊維や印刷などの業務を追加

現在の状況は?これからどんな動きがある?

現在はまだ政府が検討に入っている段階ですので、実際にどの分野が追加されるのか、どのような変更が行われるのかは明らかになっていません。

4分野の追加が行われれば、2019年以来初めての追加となります。技能実習制度も就労育成へと制度が変更される予定なので、今後も分野の追加や職種の追加がある可能性は高いといえるでしょう。

SMILEVISAでは新しい情報が入り次第記事をアップデートしていきます。

外国人の雇用に必要な書類は早めに用意しよう

どの分野で外国人を雇用するとしても、書類の準備や試験の準備が必要となります。

どのようなステップで準備する必要があるのかは事前に調べておきましょう!

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