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【最新版】外食・飲食料品製造分野の特定技能2号評価試験 | 申し込み方法や注意点について詳しく解説

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みなさん、こんにちは。SMILEVISAです!

特定技能外国人2号として働くためには、特定技能1号よりも高度な技術や経験が求められます。そのため、1号と比べて試験の内容や申し込み方法は異なります。

そこで今回は、外食・飲食料品製造分野における試験の内容や申し込み方法について、特定技能2号の場合を詳しく解説していきます。

外食・飲食料品製造分野における特定技能2号評価試験とは

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特定技能2号の外食分野における試験は、一般社団法人外国人食品産業技能評価機構(以下、OTAFF)が実施しています。まず、外食・飲食料品製造分野における試験の日程や受験資格、受験料について見ていきましょう。

外食・飲食料品製造分野における特定技能2号評価試験の実施場所・日程

外食・飲食料品製造分野の試験は日本国内であれば北海道から沖縄まで様々な県で行われています。現在は、北海道、宮城、茨木、埼玉、東京、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、宮崎、沖縄での開催が予定されています。

特定技能2号の開催日程についてはこちらから確認が可能です。現時点(2024年7月)では、特定技能2号に関しては国内からのみの受験となります。

外食・飲食料品製造分野・特定技能2号評価試験の申込期間

2024年度の試験申し込み期間は下記のリンクより確認が可能です。

国内試験はこちら

※2024年5月現在では、特定技能2号に関しては企業からの申し込みのみ受付となります。

外食・飲食料品製造分野における特定技能2号評価試験の受験資格

外食・飲食料品製造分野における試験は、誰でも受験できるわけではありません。定められた受験資格を満たしている必要があり、国内外でその内容は異なります。

まず、国内で外食分野における試験を受験する場合の受験資格は下記の通りに定められており、これら全てを満たしている必要があります。

  • 試験日に満17歳以上であること
  • 日本の法律を守り、在留資格を持っていること
  • パスポートを持っていること
  • 管理等実務経験が2年以上あること(※2年に満たない場合でも試験の日から6か月以内に2年に達する見込みがある場合はOK)

日本の法律を守っている短期滞在者は在留カードを持っていなくても受験可能ですが、不法滞在者は受験できません。ただし、2024年5月時点では、イラン・イスラム共和国以外のパスポートに限ります

特定技能2号については職場で管理的な業務をした経験が求められているため注意が必要です。

外食・飲食料品製造分野における特定技能2号評価試験の受験料

国内の場合は、15,000円です。

下記の場合は受験料が返金されます。

  • OTAFF の都合で外食分野における試験が出来ない場合
  • 試験災害などによりOTAFFが、試験が出来ないと判断した場合

ただし、いずれの場合も、代わりの試験が実施される場合は返金されません。

外食・飲食料品製造分野における特定技能2号評価試験内容

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外食・飲食料品製造分野の特定技能2号試験は、学科試験と実技試験の2種類で70分間となり、ペーパーテスト(マークシート)方式です。

試験はすべて日本語で行われ、漢字にルビがついていないため注意しましょう。

飲食料品製造の特定技能2号評価試験の詳細

試験科目:学科試験と実技試験

試験時間:70分

言語:日本語(漢字にルビ無し)

実施方法:ペーパーテスト(マークシート)

合格基準は満点(200点)の65%以上です。

【学科試験】

HACCP等による一般的な衛生管理、労働安全衛生に係る知識、衛生管理、品質管理、納期管理、コスト管理、従業員管理、原材料管理等の管理職に必要な知識を測定

引用:一般社団法人外国人食品産業技能評価機構「特定技能2号試験」

【実技試験】

図やイラスト等を用いた状況設定において正しい行動などを判断する判断試験及び所定の計算式を用いて計画立案等により業務上必要な技能水準を測定

一般社団法人外国人食品産業技能評価機構「特定技能2号試験」より

外食の特定技能2号評価試験の詳細


試験科目:学科試験と実技試験

試験時間:70分

言語:日本語(漢字にルビ無し)

実施方法:ペーパーテスト(マークシート)

合格基準は満点(250点)の65%以上です。

【学科試験】

衛生管理、飲食物調理、接客全般及び店舗運営に係る知識を測定

一般社団法人外国人食品産業技能評価機構「特定技能2号試験」より

【実技試験】

作業の計画を立案試験等により業務上と必要となる技能水準を測定

一般社団法人外国人食品産業技能評価機構「特定技能2号試験」より

具体的な試験対策については、テキストをダウンロードして対策が可能です。セミナーも開催されています。

飲食料品製造業分野の試験対策はこちら

外食業分野の試験対策はこちら

外食・飲食料品製造分野の特定技能2号評価試験、気になる合格率は?

こちらは、2024 年3月29日(金)~3月30 日(土)に、全国5都道府県で行った外食業特定技能2号試験の合格者です。

引用: 一般社団法人外国人食品産業技能評価機構 

受験者合計292人が受験し合格者が半分以下の様子から、全体的に難易度がとても高い試験だという事が伺えます。

続いて、2024 年 3 月 29 日(金)~3 月 30 日(土)に、全国 5 都道府県で行った飲食料品特定技能2号試験の合格者です。

引用:一般社団法人外国人食品産業技能評価機構

特定技能2号の数がまだまだ少ない理由として、試験の難しさや求められる専門性や知識の高さが関係しています。

外食・飲食料品製造分野分野における特定技能2号評価試験には企業マイページ登録が必須

外食・飲食料品製造分野における特定技能2号試験は、2024年5月時点では企業申し込みのみを受け付けています。そのため、特定技能外国人が受験するには、事前の企業マイページ登録が必須ですが、企業マイページ登録には審査があります。

審査は1か月ほど時間がかかるため、スケジュールに余裕をもって、企業の担当者はマイページ登録の申し込みをしましょう。

企業マイページの登録方法および試験の申し込みの流れは、下記の通りです。

①企業マイページから仮登録&本登録をする

②受験者登録をする

③試験を申し込む

④受験者同委の手続きをし、受験料を支払う

⑤受験票をダウンロードする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①企業マイページから仮登録&本登録をする

受け入れ企業は、まず企業マイページに登録しましょう。OTAFFでは企業マイページの登録についてわかりやすいマニュアルを用意しています。マニュアルをまずはこちらからダウンロードします。

続いて、企業用マイページの仮登録・本登録をこちらのURLより進めていきましょう。

企業マイページ登録には、企業によって用意すべき書類が異なります。下記をチェックして準備しておきましょう。

A区分:
OTAFF賛助会員
•賛助会員番号
B区分:
OTAFF 正会員(団体)からの推薦状を有している企業
・OTAFF正会員からの推薦状の写し
・帝国データバンク企業コード(9桁)がある場合は記載
C区分:
その他企業
・帝国データバンク企業コード(9桁)または法人登記事項証明書の写し

フォーマット等についてはこちらから確認が可能です。

※企業登録は本来試験を申し込むためのものではなく、試験を優先的に受けられるためのシステムです。受験できるかどうかは抽選で決定されるため、企業ではなく個人で申し込むと抽選に落ちて受験ができないというケースもあります。

しかし、今回特定技能2号を受けるためにこちらの企業登録を利用して受付を行っているのが現状です。
本来の企業登録には登録料がかかりますが、特定技能2号試験を受けるためだけであれば登録料がかかりません。この場合は、仮登録を行い、本登録の際に「基本情報入力画面」で「特定技能2号試験」を選択してください。

②受験者登録をする

企業マイページ登録が完了したら、こちらよりログインを行います。各ページの右上にある企業マイページ「操作マニュアル」を確認しながら受験者登録を進めましょう。

特定技能2号の試験申し込みに関しては、「管理等実務経験証明書」もしくは「管理等実務経験に関わる誓約書」のいずれかを添付する必要があります。

提出フォーマットはこちらからダウンロードできますので、受験者登録の前に必ず用意しておきましょう。この書類については、いずれも受け入れ企業が作成します。

※受験者登録時に、管理等実務経験に係る誓約書を添付した場合については、管理棟実務経験を既定の期間終了した際に改めて管理等実務経験証明書を企業マイページにアップする必要があります。合格した後に、管理等実務経験証明書をアップし、OTAFFが内容を確認した後に可能となります。

③試験を申し込む

OTAFFの公表する試験スケジュールを確認し、企業マイページ内の試験申し込み・受験状況タブから申し込みを行います。

※飲食料品製造業と外食業の試験申し込みはそれぞれ1回の試験で、一人一回のみとなります。同じ人が同じ業種の試験に重複して申し込みは不可となります。

④受験者同意の手続きをし、受験料を支払う

試験の申し込みをすると、受験者(特定技能外国人)へメールが届きます。メール内のURLをクリックして同意(はい)を選択し、受験者同意が完了となります。

受け入れ企業は申し込みを済ませた後に、特定技能外国人に受験者同意のメールが直接届くことを外国人に伝えておきましょう。

受験料については企業負担と受験者負担が受験者ごとにに選択可能です。

【企業が支払う場合】

  • 企業マイページより請求書・領収書のダウンロードが可能
  • ペイジー、クレジットカードの利用が可能

【受験者が支払う場合】

コンビニ払い、ペイジー、クレジットカードの利用が可能

受験料を支払いをもって、試験の申し込みが完了します。

⑤受験票をダウンロードする

受験者の受験票は企業マイページにアップされます。企業担当者はマイページにログインし、受験票をダウンロード、受験者に渡して完了となります。

受験票のアップについては、試験ごとにOTAFFのウェブサイトにてお知らせがあります。

外食・飲食料品製造分野における特定技能2号評価試験に関する注意点・よくある質問

外食分野における試験は、以下の3点に注意しましょう。

企業のマイページ登録には1か月程度かかります

特定技能2号の外食・飲食料品製造分野については現時点(2024年5月)では企業申し込みのみ受付で、個人からの受付は行っていません。そのため、企業マイページ登録が必要です。

企業マイページ登録については1か月程度かかることが見込まれるため、かならず早めに登録をしておくようにしましょう。

登録支援機関の名前で企業マイページ登録することはできません

企業マイページ登録については、受け入れ機関の名前で行う必要があります。そのため、登録支援機関が企業マイページ登録を行い、試験を申し込むことは不可となります。しかし、受入れ企業のマイページ登録を登録支援機関が代行することは問題ありません。

特定技能2号を受け入れるなら、企業マイページ登録は早めに済ませましょう

以上、特定技能2号の試験について詳しく解説しました。外食・飲食料品製造分野における試験では、事前に企業マイページ登録をしていなければ、試験の申し込みができないため、特定技能外国人2号を受け入れる事が決まったらすぐに登録を済ませておきましょう。

また、特定技能2号に関するセミナーもオンデマンド形式でいつでもご覧いただけます。参加費無料・オンライン開催で全国どこでも参加が可能ですので、ぜひご参加ください!

【詳細&お申込みはこちらから】

※本セミナーは、受入れ企業様を対象としたセミナーとなります。それ以外の方、競合他社様のお申し込みについてはご遠慮くださいませ。


SMILEVISAではこれから特定技能を自社支援で受け入れていきたい、特定技能の管理費を大幅にコストカットしたい、書類の申請を効率化したい!とお考えの受入れ企業様向けの特定技能管理システムを提供しています。

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 ※本記事は現時点(2024年7月)で確認が取れている情報となります。制度変更や書類の書式変更などで内容が変更になることもございますので、実際に申請する場合は必ず出入国 在留管理庁や在外公館までご確認をお願いいたします。

監修:川村 敦
大学時代にベトナムへ留学したことをきっかけに、日本で働く外国人の現実に衝撃を受ける。その後、エンジニアを経て外国人雇用に関するサービスを提供する株式会社CROSLANを2017年設立。特定技能外国人の管理委託や、管理クラウドサービス事業を通じて数多くの特定技能外国人のサポートを行ってきた実績の持ち主。趣味は世界遺産巡り。
       

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