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【特定技能】2023年建設分野の試験の内容は?申し込み方法や注意点について詳しく解説

公開日: 最終更新日: PV:1317

みなさんこんにちは、

SMILEVISAです!

特定技能の在留資格を取得するためには特定技能評価試験と日本語試験に合格する必要があります。建設分野では「建設分野における特定技能1号評価試験」が行われており学科試験と実技試験を受験します。

今回の記事では「建設分野における特定技能1号評価試験」の試験の内容や申し込み方法、注意点などを詳しく解説します。

建設分野における特定技能1号評価試験とは?

建設分野特定技能1号評価試験は建設作業の基本的な技能を評価する試験です。この試験では、建設図面の読解力や指導者からの指示や監督を受けて適切で安全な作業を行う能力が求められます。

特定技能の建設分野には2種類の試験があり、一つは先ほど述べた建設分野特定技能1号評価試験(JAC主催)、そして技能試験については中央職業能力開発協会が主催しています。

建設分野特定技能1号評価試験(JAC主催)の評価レベルは技能検定3級と同じくらいの水準となっています。→技能検定についてはこちら

試験を受ける人には一定の専門知識と技術があり即戦力として作業現場で活躍できることが期待されています。

それでは試験の概要を確認していきたいと思いますが、その前にまずは建設分野の業務再編について押さえておきましょう。

建設の業務区分の再編で試験はどう変わった?

これまで建設分野の業務区分は19区分と大変細かく分けられていました。

そのため特定技能外国人が携われる業務が限定される、建設業に係る作業のなかで特定技能に含まれないものがあるなどの不都合がありました。

これを改善するために業務区分を3区分に統合し特定技能の業務範囲の拡大が図られました。現在の業務区分は下記の3区分です。

  1. 土木区分(コンクリート圧送、とび、建設機械施工、塗装など)
  2. 建築部門(建築大工、鉄筋施工、屋根ふき、左官、内装仕上げ、塗装、防水施工など)
  3. ライフライン・設備区分(配管、保温保冷、電気通信、電気工事など)

この再編にともない特定技能1号評価試験も2022年から上記3つの試験区分に統合されました。

たとえば土木区分の試験に合格すると土木区分の業務に従事できるというように合格した区分の業務に就業できます。

建設分野における特定技能1号評価試験の日程と試験会場は?

試験は国内では毎月7~8回実施しています。

試験は月に1~4回実施されており、令和6年実施の日本国内の試験においては2024年2月時点で下記の都道府県にて実施されています。

大阪、東京、北海道、宮城、新潟、愛知、福井、福岡、熊本

開催スケジュールは建設技能人材機構(JAC)のホームページに掲載されています。だいたい2カ月先までの試験実施日が決まっていますので申し込みの前に確認しておきましょう。

建設分野における特定技能1号評価試験は海外でも受けられる?

試験は、海外でも実施されています。実施国は下記です。

バングラデシュ、カンボジア、インド(ゴウハティを除く)、インドネシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、フィリピン、スリランカ、タイ、ウズベキスタン

詳しい試験日程はこちらから確認できます。

建設分野における特定技能1号評価試験の受験資格

受験できるのはこちらの3つの条件を満たした人です。

  1. 試験日当日に満17歳以上の外国人(インドネシア国籍の人は、試験日に満18歳以上であること)
  2. 試験に合格した場合に日本国内で働く意思がある人
  3. 在留資格があり、パスポートを持っている人

建設分野における特定技能1号評価試験の受験料

受験料は2,000円で受験会場にて現金で支払います。

海外の場合、国ごとに受験料が定められていますので、こちらからご確認ください。

建設分野における特定技能1号評価試験の内容

それでは試験の実施方法や出題範囲を確認していきましょう。

試験は学科試験と実技試験があります。実施方法はCTB方式でコンピュータの画面に問題が表示されマウスやキーボードで選択肢を選んで解答します。

問題は日本語で出題されます。漢字が使われている問題文の下に、すべてひらがなの文章が表記されています。

学科試験実技試験
問題数30問20問
試験時間60分40分
出題形式真偽法(〇×)および2~4択式真偽法(〇×)および2~4択式
実施方法CTB方式CTB方式
合格基準合計点の65%以上合計点の65%以上

建設分野における特定技能1号評価試験の試験範囲

学科試験の試験範囲は、下記の通りです。

  1. 日本の現場で大切にしていること

日本の建設工事の施工体制やチームワークなどについて

  1. 日本の現場で働くうえで守らなければならない法令

労働法、建設法などの法律について

  1. 建設工事の種類と業種

建設工事の種類と主な専門工事の業務の内容について

  1. 建設現場で使われるあいさつ・用語・共同生活上の注意

あいさつ・緊急時の呼びかけや建設現場で使われる用語について

学科試験は土木、建築、ライフライン・設備とも共通の試験範囲から出題されます。こちらが学科試験のサンプル問題です。

【出典】一般社団法人建設技能人材機構 試験概要(試験範囲)

実技試験の試験範囲は下記の通りです。

  1. 工事現場で使われる工具、機械、材料、計測器の知識

職種ごとの工具、機械、材料、計測器について

  1. 建設現場の施工に関する知識

建設現場に共通する知っておきたい知識や施工知識について

  1. 建設工事の安全

建設現場で行う安全活動について

実技試験は土木、建築、ライフライン・設備それぞれの分野について上記の知識が問われます。こちらが土木分野の実技試験のサンプル問題です。

【出典】一般社団法人建設技能人材機構 試験概要(試験範囲)

詳しい試験範囲は建設技能人材機構のホームページで確認できます。

テキスト、パソコン操作の練習もありますので学習に役立てましょう。テキストは令和5年5月現在、日本語、英語、インドネシア語で用意されておりベトナム語も準備中となっています。

試験は日本語で行われますが、理解を深めるために活用すると便利です。

試験の申し込みから合格証明書受領までの流れ

試験申し込みから合格証書受領までの流れをみていきましょう。

  1. スマートフォンアプリ「JAC ExamForm」のマイページを登録する
  2. 試験の申し込みをする
  3. 申し込み内容の確認後、受験票が発行される
  4. 受験する
  5. 合否判定・結果通知が届く
  6. 受験者に合格証が届く

となっています。まずはスマートフォンアプリのマイページ登録から詳しく解説していきます。

受験者は試験を申し込む前にマイページの登録が必要

試験の申し込みは受験者本人がスマートフォンアプリ「JAC ExamForm」のマイページから申し込みます。また、受験票、結果通知、合格証書もマイページを通じて受験者本人に直接送られてきます。

そのため受験者は事前に受験者本人のアカウントでマイページの登録をしておくことが必要です。

登録の手順はこのようになっています。

  1. 建設分野特定技能1号評価試験のホームページの「マイページ新規登録」のボタンをタップする
  2. マイページ登録画面で必要な内容を入力

下記の6つの項目を入力します。注意するべき点はこちらです。

  • メールアドレスがIDになりますので他の人と同じものを使用することができません。事前に自分のメールアドレスを用意しておきましょう。
  • 国籍は選択肢から選びます。アルジェリア、バングラディシュ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、キルギス、ラオス、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ、ウズベキスタン、ベトナム以外の国籍の人は「その他」を選択します。
  • パスワードはアルファベットの大文字と小文字、数字を含めた8文字以上のパスワードを決めます。忘れないようにメモをして保管しましょう。

  1. 入力が終わったら「マイページ新規登録」ボタンをタップする

まだここでは登録できていませんので、次の手順に進みます。

「マイページ登録を完了してください」と書かれた画面が表示されますので、この画面を開けたままにしておきます。

  1. マイページ登録を完了させる

登録したメールアドレスにJAC(建設技能人材機構)からメールが届きます。

「このアドレスで登録する」をタップします。

こちらのマイページのダッシュボード画面が表示されたら成功です。

  1. ログインする

ログイン画面が表示されるので、メールアドレス(ID)とパスワードを入力して実際にログインできればマイページ新規登録は完了です。

不明な点や詳細はこちらの【保存版】マイページ登録のしかたを参照してください。

  

【出典】一般社団法人建設技能人材機構 【保存版】マイページの登録のしかた

海外で特定技能評価試験を受験し合格した場合の合格証の申請には、「JAC Members」というスマホアプリを使うことになりますので、こちらのマニュアルをご確認ください。

建設分野における特定技能1号評価試験の申し込み方法

マイページ登録が完了したら試験の申し込みをしていきましょう。

  1. スマートフォンアプリ「JAC ExamForm」を立ち上げマイページを表示する
  1. マイページにログインして受験したい試験を選ぶ

マイページのイベント一覧から受けたい試験の日をタップするとイベント情報が表示されます。内容を確認し自分が受けたい試験で間違いなければ「申し込みはこちら」をタップします。

受けたい試験の「申し込みはこちら」をタップすると「JAC ExamForm」が立ち上がり、イベント一覧が表示されます。

  1. 在留カードの写真、顔写真などの情報を登録する

「JAC ExamForm」のイベント一覧画面から受けたい日にちの試験をタップします。試験の実施される場所や日時が表示されるので受けたい試験であることを確認して【申し込み】をタップします。

「試験の申し込みをします」の画面が表示されるので「身分証明書の情報を入力します」の下の「在留カードを撮影します」をタップし在留カードの写真をスマートフォンで撮ります。

顔が写っている表、顔の写っていない裏、カードの厚みと顔が分かるように傾けた状態の3パターンで撮影します。

次に顔写真の撮影をします。写真は合格証に使用します。また、顔がはっきりと映っていないものは使用できないのでアプリの指示に従って確認しながら撮影します。

写真の撮影が終わったら、住所や職種を入力します。

①メールアドレス(マイページに登録したアドレス)

②現在の住所

③職種

④受験希望日

⑤希望する試験の区分を一つ選びます

⑥日本の建設現場で働いたことがあるかどうか

※「なし」を選んだ人が試験に合格すると無料で安全衛生教育を受けることができます。

⑦JACからのイベント情報を希望するかどうか

※「送って良い」を選ぶとメールでイベント情報が送られてきます。

すべての項目の入力が終わったら【登録する(確認画面へ)】をタップします。

  1. 申込内容を確認して送信する

入力内容を確認して間違いがなければ【送信】をタップします。

  1. JACからの申し込み完了のメッセージを確認する

正しく申し込みができると「マイページ」一覧に赤字で「申し込み済み」と表示されます。また、「マイページ」に受付完了のメッセージと受験票が届きます。

受けたい試験の受験票を「マイページ」で確認できたら申し込みは完了です。申し込み完了のお知らせや受験票は「マイページ」だけに届きます。メールでは送信されませんのでご注意ください。

受験票や合格証のファイルが開けないときは?

ダウンロードした受験票のPDFをスマートフォンの画面上に表示できないという問い合わせがとても多いようです。試験会場で慌てないように事前に操作方法を確認しておきましょう。

見ることができない場合はこちらを参照してください。

【出典】一般社団法人建設技能人材機構 試験の申し込み方法

試験の注意点

  • 試験は会場ごとに受験できる定員があり各日それぞれ80名程度となっています。

受験申し込みの受付期間は日程や会場によって異なりますが、2週間~3週間前までに申し込むと安心ですので必ずスケジュールを確認して早めの申し込みを行いましょう。

【申し込み期間の例】

2月5日試験の申込み:
令和6年1月12日から1月26日正午12:00まで

2月15日、16日、19日試験の申込み:
令和6年1月12日から2月9日正午12:00まで

2月26日試験の申込み:
令和6年1月12日から2月16日正午12:00まで

2月29日試験の申込み:
令和6年1月12日から2月28日正午12:00まで

  • 試験当日の集合時間は同じ試験日でも人によって異なります。必ず受験票に記載された時間に集合しましょう。
  • 試験の合否は試験後2週間ほどでマイページに届きます。合格の場合はメッセージと合格証のPDFが添付されていますので、大切に保管してください。

また、試験の内容や合格しているかどうかなどの問い合わせは受け付けていませんので、必ずマイページから確認してください。

キャンセルについて

試験のキャンセルはマイページのキャンセルボタンから手続きできます。

マイページに【キャンセル】ボタンが表示されていないときは、マイページに登録しているメールアドレスからsset@jac-skill.or.jpにメールを送信してキャンセルを依頼します。

件名は「試験のキャンセル」と入力し、本文に試験日・試験区分・氏名を入力し送信します。

試験準備はゆとりをもってスケジュールを立てましょう

今回は「建設分野における特定技能1号評価試験」について詳しく解説しました。

試験の申し込みまでにマイページの登録など準備が必要なため、時間に余裕をもってスケジュールを立てられると良いですね。

試験で実力が発揮できるようにスマートフォンやパソコンの操作方法を確認しておくと安心です。

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※本記事は現時点(2024年2月)で確認が取れている情報となります。制度変更や書類の書式変更などで内容が変更になることもございますので、実際に申請する場合は必ず出入国在留管理庁や在外公館まで直接お問い合わせいただくようお願い致します。

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